【M&A事例】まつエクサロン事業譲受|株式会社ザ・ガーデン代表取締役 兼松亜紀様 インタビュー

今回お話を伺ったのは、名古屋でトータルエステサロン「アールグレー」 https://www.estheticnagoya.com を2店舗を展開する株式会社ザ・ガーデン代表取締役の兼松亜紀様です。
2022年夏に表参道のまつエクサロン1店舗の買収を実現し、さらに事業を拡大しています。エステサロンを始められたきっかけ、コロナ禍でのM&A、事業買収に至るまでの経緯などを詳しくお聞きしました。

 

ーまずはじめに、株式会社ザ・ガーデンの事業について教えてください

名古屋でトータルエステサロンを2店舗運営しています。

1店舗は桜山で22年、もう1店舗は名古屋駅で5年になります。そこに今回のM&Aで表参道のまつエクサロン1店舗が加わって、合計3店舗ですね。

トータルエステサロン「アールグレー」 写真左:桜山店 / 右:名古屋店

 

ーかなり長く運営されてますが、起業されたのはいつになりますか?

桜山の店舗が始まりなのですが、もともとは全く別のオーナーが始められたお店なんです。

私はその方とは全く面識もなかったのですが、自分自身30歳手前で何かやりたいと考えていた時に、たまたまご縁がありました。

もともと利用者として美容は大好きで、化粧品マニアだったり、成分マニアだったりしたこともあって、やれること、やりたいこと、などを考えた時にエステに行き着きました

エステ自体は友人のところを手伝ったことがあるくらいの浅い経験だったのですが、桜山の店舗を見つけたときに、ピンと来まして。笑

店舗に直接電話をして、求人がないかを聞きました。そうしたらまさにこれから求人票を出すところだったということで、面接を経て無事入社しました。

入社してからはあまり困ったことは無かったですね。もともと美容が大好きだということもあって、目標数字も自然とクリアできていました。

それから7年経過した頃、経営自体があまりうまくいっていなかったからか、オーナーからもうそろそろ他の人に事業を委譲したいという話が出てきました。

そこから色々とありましたが、最終的には私が引き継ぐことなったわけです。だから、エステ自体は22年やっていて、経営は15年ということになりますね。

ーそうだったのですね。事業を引き継いでから、何かを変えられましたか?

変えることだらけでした。

主には、それまで「フェイシャル」と「フット」ぐらいしかなかったのを、メニューを増やして、いろいろなニーズに応えられるようにしました。そうすると自ずと単価も上がりましたし、経営的にもすぐに安定しました。

自分がマニア的に勉強してきたものが、役に立ったのだと思いますね。

ただ、単価が上がれば良い、お客様が増えれば良いというのではなくて、どこかで美意識をちゃんと持っている方に来てほしいと思っているんですね。そこにはこだわっていて、今でもフェイシャルをされる美意識の高いお客様の割合は高いですね。

 

ーそれから名古屋駅にもお店を出して安定している中で、今回M&Aを検討されたのはなぜですか?

漠然と「もう1店舗ぐらいはやれるんじゃないか」と思っていて、機会があればやろうと考えていました。

ただ、コロナ禍になってお店も縮小しないといけないんじゃないか・・・と。でも、やってみたら乗り越えることが出来て、ならばもう1店舗やってみようと。

コロナで逆に強くなった気がします

それから、ほかの出店の話をもらったり、いろいろとM&Aのプラットフォームを使って案件を調べたりしていた時に、これまたピンと来たのが今回の案件でした。笑

やりとりだったり、仲介など関与してくれる方だったり、話の進み具合などから、これは良い流れがあるなと。

 

ー最終的にはどこが決め手になったのでしょうか?

まずはサロンとして長年やられている歴史、実績があるところ。そして、オーナーさんが考えられている技術へのこだわりなど、奥底の部分で共感できるところが多かったところですね。

また店長の施術を実際に体験させていただいたのですが、とても丁寧で、レベルの高さを実感することが出来ました。サロンの雰囲気も私のサロンと通ずるものがあって、入り込みやすかったこともあると思います。

それから、M&Aとはいえ、オーナー同士のやり取りだけでなく従業員の方にも納得してほしい、という思いがどうしてもあって。

まずは店長にも私のサロンの雰囲気やサービスを見てもらいたいと思って打診したところ、快諾いただいたので、実際に名古屋のサロンに来てもらうことにしました。

そこで雰囲気や施術も体験いただいて、納得してもらうことが出来たのだと思います。不安も払拭されたと思いますし、今回のご縁は、そういう細かいところがひとつひとつ叶ってこそのものだと思います。

ー実際に事業を譲り受けてみていかがですか? 思っていたことと違うことなどはありましたか?

オーナーさんから聞いていたことで、間違いや相違などは全くなかったですね。

ただ、働き方の幅を広げるとか、細かいところでいえばこれから変えられることもあると思うので、そのあたりは順を追って考えていこうと思っています。

 

ー事業承継通信社の仲介についてはいかがでしたか?

すごく親身にやってくださいました。

オーナーさんが考えていることや状況などを教えてくれましたし、変化があれば細かく連絡をくれました。やりとりが丁寧でしたし、物腰が柔らかだったので、かなり早い段階から任せられると思いました。人には合う合わないがありますからね。

M&Aは初めてですし、分からないことだらけなので。仲介の方がいてくれたのは本当に大きかったですし、いたからこそ前に進められたのだと思います。

 

ーありがとうございます。今後について最後一言いただけますか。

まずは増えた店舗と大切なメンバーのことを考えて一生懸命やっていきますが、これからもご縁があればM&Aの形式でも事業を広げていきたいと思っています。

私は自分の中に信念のようなものがあって、何かを決めつけたりせずに、流れが来た時にはそこに乗れる柔軟さが必要だと思っているんですね。

なので、頑なになることなく、自分の気持ちや状況を見極めつつ柔軟に広げていこうと思っています。


インタビュー:株式会社事業承継通信社  若村雄介・柳 隆之 / 執筆:柳 隆之

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