東海カーボンが黒鉛電極製造のドイツ子会社「TOKAI ERFTCARBON」を譲渡
東海カーボン株式会社(東証プライム:5301)は、連結子会社であるTOKAI ERFTCARBON GmbH(ドイツ・グレーフェンブロイヒ・売上高118億円・純資産65億円)の全株式を、LEO III.-VV18 GmbH(ドイツ・ミュンヘン)に譲渡することを決めた(2025年5月16日代表取締役決定)。
TOKAI ERFTCARBONは、黒鉛電極の製造販売を行う企業で、2005年に東海カーボングループに加わって以来、日米欧の電極事業3極体制の一翼を担ってきた。今回の株式譲渡は、欧州市場における需要低迷や価格競争の激化を受けた経営資源の再配分の一環であり、今後はカーブアウト企業への投資に強みを持つDUBAG社が運用するLEO III.ファンド傘下での再成長が期待される。
譲渡価額:非公開
株式譲渡実行日:2025年6月(予定)
参照元:東海カーボン ニュース「連結子会社の異動に関するお知らせ」