椿本チエインがチェーン製品の「大同工業」と経営統合、完全子会社化へ
株式会社椿本チエイン(東証プライム:6371)は、大同工業株式会社(石川県加賀市・売上高575億1500万円・営業利益13億8200万円・純資産367億8700万円)との間で経営統合契約および株式交換契約を締結し、同社を完全子会社化することを決めた(2025年5月14日取締役会)。
本株式交換は、椿本チエインを株式交換完全親会社、大同工業を完全子会社とするもので、効力発生日は2026年1月1日を予定している。
大同工業は、二輪用チェーンで国内トップシェアを誇る動力伝動機器メーカーで、自動車部品や産業機械用コンベヤ、福祉機器の製造販売も手がけている。今回の統合により、両社はチェーン分野における研究・開発・製造技術を融合させ、グローバルでの競争力を高めるとともに、営業・製品開発・サステナビリティの各分野でシナジーを創出し、脱炭素・環境貢献製品の展開を強化する。椿本チエインは、大同工業の販路や製品技術を活用して海外事業を拡大し、グループ全体の成長を加速させる。
参照元:椿本チエイン IRニュース「株式会社椿本チエインと大同工業株式会社との経営統合に関する経営統合契約及び株式交換契約締結(簡易株式交換)のお知らせ」