石油資源開発が「北海道電力」へ「ガス製造・販売・ガス導管事業」を譲渡

石油資源開発株式会社（東証プライム：1662）は、北海道におけるガス製造事業、販売事業およびガス導管事業を北海道電力株式会社（北海道札幌市中央区）へ譲渡することを決めた。

譲渡対象となる事業は、勇払油ガス田で生産された天然ガスやLNG基地で受け入れたLNGの販売、パイプラインを用いたガスの託送供給サービスなど。2025年3月期の売上高は98億6000万円で、JAPEX連結売上高の2.5％を占める。JAPEXは、中長期計画「JAPEX経営計画2022-2030」に基づく事業ポートフォリオ見直しの一環として、ガス製造・販売・導管事業を譲渡し、今後は同社のE&P（探鉱・開発・生産）事業を継続する。

譲渡価額：310億円

譲渡実行日：2027年3月期（予定）

参照元：石油資源開発「北海道におけるガス製造事業、販売事業およびガス導管事業の譲渡に関するお知らせ」