セレンディップ・ホールディングスが表面処理加工の「サーテックカリヤ」を子会社化
セレンディップ・ホールディングス株式会社(東証グロース:7318)は、同社の子会社であるセレンディップSPC2号株式会社(愛知県名古屋市)を通じて、株式会社サーテックカリヤ(愛知県刈谷市・売上高458億2000万円・営業利益5億2500万円・純資産60億7900万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた(2025年5月13日取締役会)。
サーテックカリヤは、創業75年の歴史を持つ表面処理加工の専業メーカーで、めっきやアルマイトなどの機能性表面処理を中心に、自動車エンジン・ブレーキ部品をはじめとする高機能部品の量産加工を展開。日本国内のみならず、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、メキシコなどに拠点を持ち、グローバルな供給体制を構築している。
本件は、同社の中期経営計画「セレンディップ・チャレンジ500」における成長戦略の一環として行われるもので、グループ各社との連携による販路・技術の強化や、自動化・省人化の推進、さらには事業承継型M&Aを通じた経営基盤強化を図る。取得後も現経営陣は継続し、セレンディップグループが支援するハンズオン経営により、さらなる事業成長を目指す。
取得価額:非開示
株式譲渡実行日:2025年7月1日(予定)
参照元:セレンディップ・ホールディングス IRニュース「サーテックカリヤの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」