日立造船のスイス子会社「Hitachi Zosen Inova」がドイツ「Steinmüller Babcock Environment」を子会社化

日立造船株式会社（東証一部：7004）は、同社の連結子会社でごみ焼却発電やバイオガス施設の設計、建設、保守・運営などを展開する Hitachi Zosen Inova AG（スイス）が、欧州で廃棄物発電施設の設計・調達・建設・メンテナンス、火力発電所等向け排ガス処理設備の設計・調達・建設を展開する Steinmüller Babcock Environment GmbH（ドイツ）の株式を取得し、子会社化することを決議した（2021年12月8日取締役会）。

Steinmüller Babcock Environment グループは、ドイツ、フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国でのごみ焼却発電関連の豊富な実績と、焼却ラインなどの機器供給における高い競争力を有する会社。Hitachi Zosen Inova は、これまで英国やスイス、中東、ロシアなどの市場でごみ焼却発電施設の豊富な納入実績を有するが、Steinmüller Babcock Environment グループとは得意とする市場や製品セグメントが異なる。今回子会社化することにより、日立造船グループの重要戦略である海外でのサービス・メンテナンスの拡大に寄与できると判断。

取得価額：非開示
株式取得実行日：2022年2月頃まで（予定）

参照元：日立造船IR Steinmüller Babcock Environment グループの株式の取得（子会社化）に関するお知らせ