独占交渉権とは【事業承継・事業売却・M&A用語一覧】

「独占交渉権（Exclusive Right）」とは、M&Aでは、基本合意書の中で規定される、売り手となる企業が買い手候補となる企業に与える排他的交渉権のことを言います。

独占交渉期間中は、売り手企業は、売却対象企業の株式処分や経営権が移行する可能性のある取引を含め、買い手候補となる他の企業との一切の接触が禁じられます。

買い手候補となる企業は、独占交渉権を獲得すると、売り手企業に対する買収監査（デューデリジェンス）を開始し、最終的に判断します。