Arentが建設業向け原価管理システム開発の「建設ドットウェブ」を完全子会社化
株式会社Arent(東証グロース:5254)は、株式会社建設ドットウェブ(石川県金沢市)の発行済株式の一部を取得したうえで、株式交換により完全親会社となり、2025年10月29日付で完全子会社化することを決めた(同日基本契約および株式交換契約を締結)。
建設ドットウェブは、建設業向けの工事原価管理ソフト「どっと原価シリーズ」を展開する企業で、会計ソフトや勤怠・ワークフローなど外部システムと連携し、工事ごとの原価や経営情報を可視化するソリューションを提供。今回の子会社化により、Arentは設計・施工領域から経営・管理領域まで支援を拡張し、BIMやAI技術を活用した一貫型DXプラットフォームの構築を進める。
Arentはこれまで、構造ソフト、PlantStream、スタッグなど複数のソフトウェア企業をグループ化しており、本件は第4弾となるM&A。独立性を保ちつつグループシナジーを生み出す「アプリ連携型プラットフォーム構想」を掲げ、各社間のデータ連携やAIブースト戦略を通じて建設業界全体の生産性革新を目指す。
参照元:Arent「株式会社建設ドットウェブの全株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」


