事業承継ニュース

三菱重工業が国内風力発電事業を新設子会社に承継、電源開発へ譲渡で基本合意

三菱重工業株式会社(東証プライム:7011)は、国内の陸上風力発電設備事業(エンジニアリングおよびアフターサービスを含む)を新設の完全子会社に承継したうえで、その全株式を電源開発株式会社(東証プライム:9513)に譲渡することについて、基本合意書を締結した(2025年11月7日)。

本件は、国内初の大型風力タービン製造を手がけてきた同社の風力事業を、再エネ拡大を進める電源開発に引き継ぐものである。両社は今後、最終契約書を2026年1月末頃に締結し、2026年4月1日をめどに事業承継と株式譲渡を実行する予定。三菱重工は、長年蓄積した技術・人材を活かしつつ、脱炭素社会の実現に資する体制再編を図る。

譲渡価額:非公表

会社分割効力発生日・株式譲渡実行日:2026年4月1日(予定)

参照元:三菱重工業「会社分割(簡易吸収分割)による子会社への事業承継及び当該子会社の株式譲渡に係る基本合意書の締結に関するお知らせ」

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