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	<title>事業承継 後継者 | 事業承継通信</title>
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	<title>事業承継 後継者 | 事業承継通信</title>
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	<item>
		<title>「後継者がいないから廃業」はもったいない！事業承継的M＆A / 事業承継とファクトフルネス</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/column/factfulness/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Jan 2025 03:03:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[事業承継コラム]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 M&A]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 コラム]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 廃業]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者問題]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 本レビュー]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先のコラムでも書かせていただきましたが、経営状態が悪いわけではないのに「後継者がいないから廃業」というのは非常にもったいない。 ...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #333399; text-decoration: underline;"><a style="color: #333399; text-decoration: underline;" href="https://shoukeinews.jp/media/column/outofbusiness/">先のコラム</a></span></span>でも書かせていただきましたが、経営状態が悪いわけではないのに「後継者がいないから廃業」というのは非常にもったいない。</p>
<p>今回は、ファクトフルネスという視点で事業承継・後継者問題を考えてみたいと思います。</p>
<h3 class="style3b">「もったいない廃業」を生んでいる原因とは</h3>
<p>現代の日本において、「後継者がいない＝廃業」という考え方はまだまだ当たり前に存在しています。</p>
<p>実際に中小企業の経営者の約半数は自身の代での廃業を考えていて、そのうち30％程度が「後継者不在」を廃業の理由として挙げています。（※出典：日本政策金融公庫総合研究所「中小企業の事業承継に関するアンケー ト」2015年）</p>
<p>特に最近地方都市でもこういった話をよく耳にし、全国的に見ても、この傾向を強く感じています。</p>
<p>後継者がいない場合には、第三者への承継、つまりM&amp;Aを検討するわけですが、<span style="color: #800000;"><strong>M&amp;Aという選択肢は依然としてイメージが悪い</strong></span>のが現状です。</p>
<p>「周囲に悪い噂をされるんじゃないか」という不安。<br />
「乗っ取られる」「悪いようにされてしまうのではないか」といった不信感。</p>
<p>そういった<span style="color: #800000;"><strong>漠然としたマイナスの心情が邪魔をして、M&amp;Aという選択肢が実行されぬまま廃業になるケース。</strong></span>残念ながら日本ではこのパターンの廃業が非常に多いのです。</p>
<p>繰り返しになりますが、これは非常にもったいない。しかし、どうしたらこのM&amp;Aに対する負のイメージというのが払しょくされ、「もったいない廃業」を減らせるのか。</p>
<h3 class="style3b">ファクトフルネスという考え</h3>
<p>そんなことを考えているときに、たまたま<span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #333399; text-decoration: underline;"><a style="color: #333399; text-decoration: underline;" href="https://www.amazon.co.jp/FACTFULNESS%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%EF%BC%8910%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E5%9F%BA%E3%81%AB%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%82%8B%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-ebook/dp/B07LG7TG5N" target="_blank" rel="noopener noreferrer">『<span id="ebooksProductTitle" class="a-size-extra-large">FACTFULNESS（ファクトフルネス）10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣</span>』</a></span></span>という本を読んだのですが、まずは簡単に本の紹介をしますね。</p>
<hr />
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/FACTFULNESS%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%EF%BC%8910%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E5%9F%BA%E3%81%AB%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%82%8B%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-ebook/dp/B07LG7TG5N"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-906" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/10/410QuKHYY3L.jpg" alt="" width="352" height="500" /></a></p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #333399; text-decoration: underline;"><a style="color: #333399; text-decoration: underline;" href="https://www.amazon.co.jp/FACTFULNESS%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%EF%BC%8910%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E5%9F%BA%E3%81%AB%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%82%8B%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-ebook/dp/B07LG7TG5N" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><span id="ebooksProductTitle" class="a-size-extra-large">FACTFULNESS（ファクトフルネス）10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣</span></a></span></span><br />
<span style="font-size: 12px;">発行日：2019年1月15日　</span><span style="font-size: 12px;">著者：ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド　</span><span style="font-size: 12px;">訳者：上杉秀作、関 美和</span></p>
<hr />
<p>
ファクトフルネス(FACTFULNESS)とは「データを基に世界を正しく見る習慣」を意味しており、本の内容はその名の通り、<span style="color: #800000;"><strong>さまざまな「ファクト」から世の中はいかに誤解や思い込み、先入観に溢れているのか</strong></span>を説く内容になっています。</p>
<p>読者としては、読み進めるにつれていろいろな自身の誤解に気付くわけですが、その間違っていたという事実ではなく、その<span style="color: #800000;"><strong>背景にある「思い込み」をフィーチャー</strong></span>しているのが大変興味深く、世界で100万部超えのベストセラーというのも納得の良書です。</p>
<p>構成も非常に分かりやすく、「10の思い込み」に分類されています。</p>
<ol>
<li>分断本能/「世界は分断されている」という思い込み</li>
<li>ネガティブ本能/「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み</li>
<li>直線本能/「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み</li>
<li>恐怖本能/「危険でないことを恐ろしいと考えてしまう」思い込み</li>
<li>過大視本能/「目の前の数字が一番重要だ」という思い込み</li>
<li>パターン化本能/「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み</li>
<li>宿命本能/「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み</li>
<li>単純化本能/「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み</li>
<li>犯人捜し本能/「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み</li>
<li>
<p>焦り本能/「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み</p>
</li>
</ol>
<p>それぞれ思い込みがちな傾向とともに、なぜそれが生み出されるのかという背景、そうした傾向を打破するための対策までまとめられています。</p>
<p>「ファクトフルネス」だけに説得力も当然高く、感心させられたわけですが、個人的には前半部に出てくる思い込みの背景、</p>
<p class="well2">1.　知識がアップデートされていないがゆえに、昔の思い込みを今に引きずってしまっている<br />
2.　人はネガティブな情報に耳を傾ける本能をもっている（もともと危険を察知し、逃れるという本能から）</p>
<p>という部分に強く共感を覚えました。</p>
<p>そもそも自身の知識が間違っていて、そのうえ日々流れるニュースでも悪いことばかりが印象に残るわけだから、イメージが改善されるわけがない。</p>
<p>この本のなかでも書かれているとおり、その誤解は多岐にわたり、教育環境や医療環境での格差、自然災害での死亡者数など、さまざまなものが間違って認識され、かつ悪いように捉えられている。世界中でそういったことが起きている。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>事業承継という限られたテーマでも同じことが起きているのではないでしょうか。</strong></span></p>
<p>M&amp;Aという方法も、親族に承継することが当たり前な時代では相容れない選択肢でしたし、そもそも認識すらされていなかった。</p>
<p>また2000年代初頭のM&amp;Aは、<span style="color: #800000;"><strong>「敵対的買収」「ハゲタカ」といった物騒なニュースも多く、良いイメージを持っていない人も多い</strong></span>のでしょう。</p>
<p>それゆえ、<span style="color: #800000;"><strong>M&amp;Aに対しての知識もアップデートされておらず、当時からの経営者の頭には悪いイメージだけが残ったまま</strong></span>。</p>
<h3 class="style3b">今や大企業のものだけではないM&amp;A</h3>
<p>中小企業庁が公表している2018年版・中小企業白書のM＆Aの現状（下図2-6-6）を見てもわかるように、<span style="color: #800000;"><strong>日本国内でのM&amp;A件数は増加しており、活発化している</strong></span>のが見て取れます。</p>
<blockquote><div id="attachment_930" style="width: 673px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-930" class="wp-image-930 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/10/b2_6_06.png" alt="" width="663" height="353" /><p id="caption-attachment-930" class="wp-caption-text">出典元：<a href="https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_6_2_2.html">2018年版・中小企業白書</a></p></div></blockquote>
<p>また企業規模別の件数推移（下図2-6-10）を見ると、<span style="color: #800000;"><strong>大企業でのM&amp;A件数はほぼ横ばいなのに対し、中小企業では増加している</strong></span>ことが分かります。</p>
<blockquote><div id="attachment_931" style="width: 673px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-931" class="wp-image-931 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/10/b2_6_10.png" alt="" width="663" height="322" /><p id="caption-attachment-931" class="wp-caption-text">出典元：<a href="https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_6_2_2.html">2018年版・中小企業白書</a></p></div></blockquote>
<p>これだけ見ても、以前とはずいぶん状況が変わってきているのを実感されるかと思います。</p>
<p>また実際に「敵対的買収」は存在しますが、それはM&amp;Aという大きな括りのなかの一部であるということ。さらには、<span style="color: #800000;"><strong>オーナーが特定され譲渡制限があるような中小企業においては、敵対的買収は原則として起こりえない</strong></span>と言えます。</p>
<p>中小企業では、株式が分割している場合はむしろ、<span style="color: #800000;"><strong>親族間の争いのほうが注意しなければならない問題</strong></span>となるかもしれません（その問題は<span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #000080; text-decoration: underline;"><a style="color: #000080; text-decoration: underline;" href="https://shoukeinews.jp/media/column/post-112/">こちらの記事</a></span></span>にて）。</p>
<h3 class="style3b">事業承継をファクトフルネス的に考える</h3>
<p>ファクトフルネスで学んだ以下の観点で事業承継を改めて考えてみると、</p>
<p class="well2">1．知識がアップデートされていないがゆえに、昔の思い込みを今に引きずってしまっている<br />
<span style="color: #800000;"><strong>→M&amp;Aは中小企業においてもひとつの有効な手段として積極的に活用され始めている</strong></span></p>
<p class="well2">2．人は<span style="font-size: 14px;">、ネガティブな情報に耳を傾ける本能をもっている（もともと危険を察知し、逃れるという本能から）<br />
</span><span style="color: #800000;"><strong>→ニュースではセンセーショナルな側面が報道されがちだが、M&amp;Aは特に怖いものではなく、友好的なものがほとんど。また中小企業においては原則として敵対的なものは発生しない</strong></span></p>
<p>ということになるでしょうか。</p>
<p>
・・・と、そう言われたところで、そんな簡単には長年積もった懐疑心は消えないでしょうが、<span style="color: #800000;"><strong>事業承継・後継者問題を考える際はぜひ「</strong><strong>ファクトフルネス」という考え方を取り入れてもらえれば</strong><span style="color: #333333;">と思っています</span></span>。</p>
<p>そして、くれぐれも<span style="color: #800000;"><strong>「後継者がいないから廃業」という安易な判断は避けていただきたい</strong></span>のです。</p>
<p>事業承継・M&amp;Aに対する不安や疑問、ご不明な点などありましたら、直接お話させていただきますので、どうぞお気軽にご連絡をいただければと思います。</p>
<p><span style="font-size: 12px;">執筆：株式会社事業承継通信社　柳 隆之</span></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact-form/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>その廃業は本当に必要か？｜宝は必ずある－事業承継活動レポート</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/column/outofbusiness/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 10 Oct 2024 14:45:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[事業承継コラム]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 M&A]]></category>
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		<category><![CDATA[事業承継 レポート]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 廃業]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者問題]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>&#160; 企業の廃業件数は年々増加、いまでは年間2万社を超える会社が廃業をしています。 経営者が計画し選択することで、当然さ...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>企業の廃業件数は年々増加、いまでは<span style="color: #800000;"><strong>年間2万社を超える会社が廃業</strong></span>をしています。</p>
<p>経営者が計画し選択することで、当然さまざまな悩みや問題があるわけですが、すべての廃業にそこまでの必要性があるのか、果たして廃業という選択肢以外はなかったものなのか、甚だ疑問が残ります。</p>
<h3 class="style3b" style="border-top-color: #000000;">中小企業の半数は廃業予定</h3>
<p>下記の図は、中小企業の経営者に聞いた<span style="color: #800000;"><strong>「<span style="text-decoration: underline;">後継者の決定状況</span>」</strong></span>を経営者の年齢別にまとめたもの。</p>
<p><span style="font-size: 12px;"><img decoding="async" class="size-full wp-image-551 aligncenter" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/08/picture01.png" alt="" width="800" height="495" /><span style="color: #808080;">※出典元：日本政策金融公庫総合研究所「中小企業の事業承継に関するインターネット調査」</span></span></p>
<p>こちらの調査によると、中小企業の廃業予定企業は全体で見ると50％。経営者が<span style="color: #800000;"><strong>60歳代、70歳代になると60％近くが廃業予定</strong></span>となっています。</p>
<p>当然、廃業には従業員の解雇や取引先へのダメージを伴い、周囲への影響や負担も大きなものになるので、出来る限り避けたい選択肢です。<br />
にもかかわらず、なぜ大半の経営者は「廃業」という道を選ぼうとしているのでしょうか。</p>
<h3 class="style3b" style="border-top-color: #000000;">「後継者がいない（継ぐヒトがいない）」という思い込み</h3>
<p>下記の図は、廃業予定と回答した企業の<span style="color: #800000;"><strong>「<span style="text-decoration: underline;">廃業理由</span>」</strong></span>をまとめたもの。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-650" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/08/haigyou-riyuu.png" alt="" width="696" height="550" /></p>
<p><span style="font-size: 12px;"><span style="color: #808080;">※出典元：日本政策金融公庫総合研究所「中小企業の事業承継に関するインターネット調査」</span></span></p>
<p>廃業理由は「当初の意志」「将来性」など会社によってさまざまですが、今回注目したいのは<span style="color: #800000;"><strong>約30％の経営者は「後継者がいない」ことを理由に廃業を決めている</strong></span>という点です。</p>
<p>事業承継先には、</p>
<p><span style="color: #000080;"><strong>❶  親族</strong></span><br />
<span style="color: #000080;"><strong>❷  従業員（MBO）</strong></span><br />
<span style="color: #000080;"><strong>❸  外部（M&amp;A）</strong></span></p>
<p>という3つの選択肢があります。<br />
事業を引き継ぎたいという意志がありながら、このどれもが叶わなかった場合には、廃業に行きつくことになります。</p>
<p>ただ、前述の「後継者がいない」ことを理由に廃業を決めた経営者は、おそらく①親族 ②従業員の２つの範囲のみで判断され、<span style="color: #800000;"><strong>③のM&amp;Aという選択肢については検討がなされていないことが多い</strong></span>ように思います。</p>
<p>要は<span style="color: #800000;"><strong>「後継者がいない」場合のその他の選択肢が分からない</strong><span style="color: #333333;">、という問題。</span></span></p>
<h3 class="style3b" style="border-top-color: #000000;">「売れるはずがない（継ぐモノがない）」という思い込み</h3>
<p>実際に、あるオーナー社長より「周囲に引き継ぐ人がいないから廃業も考える。やりようがあるなら相談したい」という相談を受けたことがありました。</p>
<p>M&amp;Aの選択肢を提示した際には、「うちの会社が本当に売れるのか？」「評価される部分などあるのか？」など疑心暗鬼な部分もあったようですが、「従業員の雇用だけは守りたい」「取引先に迷惑をかけたくない」という思いのもと、M&amp;Aに着手。</p>
<p>まったく難航することもなく、引継ぎ先が決まりました。<br />
引継先が決まり、相談当初の沈んだ表情が嘘のように、実際に引継ぎを終えた際の社長の晴れやかな表情を忘れられません。</p>
<h3 class="style3b" style="border-top-color: #000000;">沈む夕日は、<br />
どこかで昇る朝日</h3>
<p>廃業という選択肢が浮かんだ際には、どうしても後ろ向きになったり消極的になったりすると思います。</p>
<p>しかし、経営者がいま後ろ向きであろうが、消極的であろうが、またM&amp;Aに対して自分には関係ない、売れるわけない、という距離感を抱いていようが、経営者がこれまで築いて来たもの、<span style="color: #800000;"><strong>経営者には当たり前すぎて気づいていない事業の価値</strong><span style="color: #333333;">というものが必ずあります</span></span>。</p>
<p>逆に言えば、経営者自身のネガティブな評価は関係なく、その価値を十分に理解し、ぜひ引継ぎたいという第三者は現れます。</p>
<p>M&amp;Aの選択肢のみを推奨するわけでは決してありませんが、「後継者がいないから廃業」などと、どうか自己完結することなく、ぜひご相談いただければと思います。</p>
<p><span style="font-size: 12px;">執筆：株式会社事業承継通信社 柳 隆之</span></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact2/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>【事業承継事例】茶の製造販売「香味園 上領茶舗」上領瑠美さん</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/interview/tsuwano-komien/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Nov 2019 02:30:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経営者インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 実例]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 親族]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>&#160; 山陰の小京都と呼ばれる津和野。島根県西部の穏やかな山間部に位置し、町の中心部は、城下町時代の古いたたずまいを残した...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="well2">山陰の小京都と呼ばれる津和野。島根県西部の穏やかな山間部に位置し、町の中心部は、城下町時代の古いたたずまいを残した趣ある建物が並ぶ。ここは瑠美さんが幼い頃から幾度となく父と一緒に過ごした思い出の町。<br />
社会に出てからは大阪の大手広告企業に勤務。不動産や結婚式場の営業に勤しみ、充実した日々を送っていたようです。<br />
家を継ぐということは具体的には考えていなかったと語る瑠美さんですが、父の病気をきっかけに状況は一変。祖父から家業の店を引き継ぐことに。承継に至るきっかけや心境、承継の難しさ、今後の期待などを伺いました。</p>
<div id="attachment_633" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-633" class="wp-image-633 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/tsuwanozennkei-siroyamakara-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-633" class="wp-caption-text">城山から眺めた津和野の町</p></div>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>やってきた突然の転機<br />
父と津和野への想い</strong></h4>
<p><em>―では最初に「香味園 上領茶屋」についてお聞かせください。</em></p>
<p>瑠美さん：<br />
1930年に曾祖父が開いたお店で、もう90年近くになります。カワラケツメイというマメ科の植物を焙煎して作る<span style="color: #800000;"><strong>「ざら茶」の製造と販売</strong></span>をしています。</p>
<div id="attachment_635" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-635" class="wp-image-635 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/zaratya-image-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-635" class="wp-caption-text">ざら茶ローズブレンド 1g×10個入り＜テトラ型ティーバック＞ 430円／ざら茶を中心にローズ・ルイボス・セイロンティーをブレンド</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>―事業を承継するにいたった背景はどのようなものだったんでしょうか？</em></p>
<p>瑠美さん：<br />
お店は曾祖父から始まって、長らく祖父祖母がずっとやっていました。そのあとは、いずれ父親が後を継ぐのだろうということになっていたのですが、<span class="s1">2013</span>年の初めぐらいに、父親のすい臓がんが発覚しました。津和野町には戻れそうにないし、兄弟もいなかったので継ぐ人がいなくなってしまった。</p>
<p>予想もしていなかった現実を突きつけられて、そこからは悩みましたね。</p>
<p>でも、当時大阪で働いていましたが、父との思い出をたどるうちに、津和野という町は絶対に切り離せなくて、自分が小さい時から父が連れてきてくれた思い出の町でしたから。町が賑わっていた頃から知っていたので、町がなくなるんではないか、という寂しさがあったり。</p>
<p>継ぐ人がいなくて、酒屋がつぶれたり、町並みは変わらないけど、店が閉じていく姿をみていくなかで、<span style="color: #800000;"><strong>自分に出来ることがあるんじゃないか、と思うように</strong></span>なりました。</p>
<div id="attachment_632" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-632" class="wp-image-632 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/tsuwano-motomatidori-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-632" class="wp-caption-text">「山陰の小京都」とも呼ばれる趣ある津和野町の町並み</p></div>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>激変した生活環境</strong><br />
<strong>祖父母との対立を経てー</strong></h4>
<p><em>ーこれまでの日常生活との折り合いについてはどうでしたか。</em></p>
<p class="p1">瑠美さん：<br />
継ぐことになれば、これまでのような安定した収入はなくなりますし、<span style="color: #800000;"><strong>田舎に引っ越すことになるので、</strong><strong>環境としては一変</strong></span>ですよね。</p>
<p>美味しいレストランに行きたい、旅行にもいきたい気持ちはあるけど、毎日のことではないし、そんなに重要なことではないと気づきました。それよりも、フランス人の夫と結婚を考えるタイミングでもあって、家族で暮らすとか、これからの子育てとかを考えるととても良い環境なのではないかと。</p>
<div id="attachment_759" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-759" class="wp-image-759 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/08/上領さん.jpg" alt="" width="800" height="537" /><p id="caption-attachment-759" class="wp-caption-text">リコッタ上領瑠美さん（右）とフランス人のご主人。香味園上領茶舗の前にて</p></div>
<p><em>ー実際の引き継ぎはどのように行われましたか？</p>
<p>瑠美さん：<br />
</em>自分が津和野に行けば、祖父母も仕事から離れられるし、父の想いにも寄り添える、夫や子供という家族との時間も大切に過ごせる、と考えると、自分が継ぐことでいろんなものが解決するように思えてきました。</p>
<p class="p1">それで、<span class="s1">2017</span>年の半ばから<span class="s1">1</span>年半ぐらいかけて引き継ぐことにしました。自分に出来るのか、などいろいろと不安ではありましたが<span style="color: #800000;"><strong>、不安な気持ちをぬぐい取るには、結果出すしかないし、とにかくやろうと</strong><strong>。</strong></span></p>
<p class="p1">自分なりにマーケティングをして、とりかかったのですが、最初はなかなか難しかった。とにかく祖父母に受け入れてもらえない。</p>
<p class="p1">いままでと違うやり方は受け入れづらいんですよ。<span style="color: #800000;"><strong>当初は意見が対立することが多かった</strong></span>です。</p>
<p class="p1">たとえば、現在の顧客が<span class="s1">70</span>代が多く、今後を考えると顧客開拓をしないといけないわけで、ターゲットに合わせてパッケージを変えよう、とか、普通のお茶ではなく健康効果も高いから、それを訴求しようとか、ネットでも取り扱えるようにしようとか、あるわけですが、変えるところに抵抗があるみたいで。</p>
<p class="p1">あとは、祖父から孫となると世代が開きすぎるんです（笑）。祖父と父親なら同じことを言っても話が通じることがある。孫に言われたことって開きすぎてて全然近さを感じない。</p>
<p class="p1">それでも、<span class="s1">2019</span>年に<span style="color: #800000;"><strong>実際に引き継いでからは、任せてくれるように</strong></span>なってると思いますね。</p>
<div id="attachment_636" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-636" class="wp-image-636 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/zaratya-image2-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-636" class="wp-caption-text">ざら茶 （カワラケツメイ）小 70g 290円／ざら茶特有のやさしい香りや手触りが楽しめる茶葉タイプ</p></div>
<h4> </h4>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>事業承継＝変えない<br />
</strong><strong>ということではない<br />
</strong></h4>
<p><em>ー今後についてお聞かせください。<br />
</em></p>
<p>瑠美さん：<br />
祖父母もそうでしたが、事業承継することイコール変えない、ということではないと思うんです。評価されている味を残す、という変えない部分もありますが、<span style="color: #800000;"><strong>守らないといけないこと、変えないといけないことの見極めが大切</strong></span>。違う人が引継ぐということの意味に、「変えられる」ということもあると思います。</p>
<p class="p1">だから特にプレッシャーはなく、ざら茶の味は守りながら、いろいろと試行錯誤していきたい。</p>
<p class="p1">夫の祖国であるフランスでの市場開拓も実際におこなっています。津和野の海外旅行客の半数以上が欧州の人だったりするので、伝えやすさもあります。</p>
<p class="p1">あとは、ざら茶もそうですが、やはり津和野の町を残すこと、そのために<span style="color: #800000;"><strong>もっともっと魅力的な町にしていくことに取り組んでいきたい</strong></span>と思っています。</p>
<div id="attachment_623" style="width: 544px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-623" class="wp-image-623 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/08/tsuwano-salon.jpg" alt="" width="534" height="800" /><p id="caption-attachment-623" class="wp-caption-text">香味園自慢の錦鯉が泳ぐ風情ある和庭園</p></div> <div id="attachment_634" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-634" class="wp-image-634 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/zaratya-gaikan-min.jpg" alt="" width="800" height="536" /><p id="caption-attachment-634" class="wp-caption-text">香味園 上領茶舗　〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ519　tel: 0856-72-0266　HP: <a href="https://www.tsuwano-zaracha.com/">https://www.tsuwano-zaracha.com/</a></p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 12px;">インタビュー・執筆：株式会社事業承継通信社　柳 隆之</span></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact-form/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>【事業承継事例】伝統工芸 仙台箪笥製造「門間箪笥店」門間一泰氏</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/interview/monma-tansuten/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Sep 2019 00:43:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経営者インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 実例]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 親族]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今回お話を伺ったのは、明治時代より続く仙台箪笥製造会社の7代目、門間一泰社長です。新卒で大手広告会社に入社された後、2011年の...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="well2">今回お話を伺ったのは、明治時代より続く仙台箪笥製造会社の7代目、門間一泰社長です。新卒で大手広告会社に入社された後、2011年の東日本大震災、お父様の死をきっかけに仙台の実家に戻られます。事業を引き継いだ後は、それまでの仙台箪笥の伝統を守りながらも、新たな商品を次々と開発。販路を国内のみならず海外の市場にも広げ、積極的に展開されています。新しい仕掛けに試みながらも、日本職人の技術にこだわり続ける門間社長の原風景とは。</p>
<div id="attachment_693" style="width: 610px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-693" class="wp-image-693 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/70364918_510654882834015_9091696405507997696_n-min.jpg" alt="" width="600" height="434" /><p id="caption-attachment-693" class="wp-caption-text">大正時代の門間箪笥店</p></div>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>明治の時代から引き継がれる</strong><br />
<strong>伝統の仙台箪笥</strong></h4>
<p><em>―まずはじめに門間箪笥店についてお聞かせください。</em></p>
<p>門間氏：<br />
1872年（明治5年）の創業なので147年ですね。<span style="color: #800000;"><strong>仙台箪笥※の製造元としてスタート</strong></span>しています。初代と二代目は職人で、その頃は一人職人での分業による製造が当たり前でしたが、3代目のときに職人たちが自分で作った箪笥に誇りと責任を持てるよう、指物・塗のそれぞれの工程を一人の職人に任せ、<span style="color: #800000;"><strong>自社工房で一棹まるごと作れる体制を整えて組織化</strong></span>したようです。</p>
<p>4代目が祖父、5代目が父親、6代目が母親、わたしで7代目ですね。</p>
<blockquote>
<p><span style="color: #800000;"><strong><span style="font-size: 12px;">※仙台箪笥とは</span></strong></span><br />
<span style="font-size: 12px;">発祥は諸説ありますが、伊達政宗公が仙台藩を収めていた時代に仙台藩の大工の棟梁であった梅村日向（ひゅうが）によって建具の一部として作られたのが始まりとも言われています。</span><br />
<span style="font-size: 12px;">仙台箪笥の特徴は指物・塗・金具の「三技一体（さんぎいったい）」による堅牢な美しさ。木地指物の側面には杉、前面は欅、引出し内部には吸湿性の高い杉や桐を使っています。湿気や乾燥による自然の“くるい”を防ぐため、木地には10年以上寝かせた素材を使用し、熟練の職人が一つ一つ、手で感触を確かめながら丁寧につくっていきます。塗りには日本の誇る岩手県浄法寺産の浄法寺漆を使用。全部で30工程ほどの塗り・磨きを重ね、顔が映るくらい磨き上げる「木地呂塗」の技法によって「鏡面仕上げ」で仕上げます。唐獅子や牡丹などの縁起物や家紋をモチーフとした金具は錆びが出ないよう、漆で焼き付けした後に取り付けます。こうして三つの技が重なり合って完成するのが「仙台箪笥」です。引用元：<a href="http://sendai-monmaya.com/about/">門間箪笥店HP http://sendai-monmaya.com/about/</a></span></p>
<div id="attachment_694" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-694" class="wp-image-694 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/69959588_726977081085919_7570386042570670080_n.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-694" class="wp-caption-text">美智子上皇后ご成婚の際に宮城県から献上した仙台箪笥</p></div></blockquote>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>明治の創業から続く<br />
伝統と歴史を守りたい</strong></h4>
<p><em>―事業を受け継ぐ（事業承継）にいたる背景を教えてください。</em></p>
<p>門間氏：<br />
もともと受け継ごうと思っていました。ただ、箪笥の需要など時代の変化もあり、両親は継がないほうがよいのではないか、とも言っていましたが、<span style="color: #800000;"><strong>自分でやってダメなら仕方ないけど、やってもいないのにこれまで歴史あるものを捨てるのはもったいない</strong></span>な、と。それに、工房もあるのでコンテンツとしては面白い。</p>
<p>そろそろ受け継ごうか、と思って前職の会社の退職準備をしていたところ、震災（2011年3月11日）が起きて、それからの世の中の動きがどうなるか全然分からなくなってしまい、一旦会社に残ろうと思ったんです。</p>
<p>ところが、震災から10日後、父親が心筋梗塞で急逝してしまいました。</p>
<p>一緒にやっていた母親が受け継ぐことになるわけですが、さすがに一人ではツライだろうと思い、再度退職の手続きをとって退職。受け継ぐためにいまの会社に入りました。そこから、2018年に母親から受け継いで今に至る流れです。</p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>厳しい状況を目の当たりにし</strong><br />
<strong>箪笥依存からの脱却を決心</strong></h4>
<p><em>―会社に入られてからの気持ちはどのようなものでしたか？</em></p>
<p>門間氏：<br />
予想以上に環境としてはしんどい状況だと認識しましたね。震災後だったので特に箪笥の直しの注文が多かったのですが、直しは箪笥を持っていないと成り立たない。</p>
<p>でも、結婚したら箪笥を贈る、とか慣習的なものもほぼ残っていないですし、ウォークインクローゼットなど住宅形態も変化していますから、<span style="color: #800000;"><strong>箪笥を新たに買う機会は少なくなっている</strong></span>。</p>
<p>箪笥だけに依存しているのは危険だし、箪笥を買ってもらうにしても<span style="color: #800000;"><strong>箪笥の魅力を分かってもらう機会を作らないといけない</strong></span>。なので、<span style="color: #800000;"><strong>入社して半年ぐらいで家具を扱うことを決めました</strong></span>。ライトなラインナップもいれて、箪笥に触れてもらう機会も創れれば。</p>
<div id="attachment_683" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-683" class="wp-image-683 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/無垢材を使用した新たな家具-min.jpg" alt="" width="800" height="534" /><p id="caption-attachment-683" class="wp-caption-text">上質な無垢材にこだわった門間箪笥店の無垢材家具</p></div> <div id="attachment_681" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-681" class="size-full wp-image-681" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/こちらも無垢材-min.jpg" alt="" width="800" height="534" /><p id="caption-attachment-681" class="wp-caption-text">門間箪笥店の無垢材家具は、ソファ、テーブル、テレビボードなどラインナップも豊富</p></div>
<p><em><br />
―箪笥一本から家具への展開、大きな変化ですね。お母様や周囲からの拒絶感はなかったのでしょうか。</em></p>
<p>門間氏：<br />
それはなかったですね。母親も特に何も言わなかった。「このままだと下がるだけだから、やりたいことやりなさい」というスタンス。だから、<span style="color: #800000;"><strong>情のもつれ、みたいなものは一切なかった</strong></span>です。ただ、もしかしたらですけど、父親だったらまた違う反応だったかもしれないですね。</p>
<div id="attachment_696" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-696" class="wp-image-696 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/70749473_238159507092439_5960320420979671040_n-min.jpg" alt="" width="800" height="534" /><p id="caption-attachment-696" class="wp-caption-text">「形ではなく、技能の継承」にこだわる門間箪笥店の新たなデザイナーズブランド『monmaya+（モンマヤプラス）』</p></div> <div id="attachment_705" style="width: 660px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-705" class="wp-image-705 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/monma-plus-min-1.jpg" alt="" width="650" height="974" /><p id="caption-attachment-705" class="wp-caption-text">『monmaya+』のコンセプトは「技能×デザイン＝∞」。伝統技能のなかに斬新でクリエイティブなデザインが光る</p></div>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>日本が誇る職人の仕事を</strong><br />
<strong>世界へ、そして未来へ</strong></h4>
<p><em><br />
―今後について考えていることはありますか？</em></p>
<p>門間氏：<br />
企業理念を「仙台箪笥、そして、日本の職人仕事を通して世界中に豊かさと感動を創出する」としているのですが、<span style="color: #800000;"><strong>日本の職人仕事を残す、世界に伝えたい</strong></span>と思っています。</p>
<p>日本でもそうですが、<span style="color: #800000;"><strong>海外でも日本の職人技術への注目とリスペクトは強い</strong></span>。いま香港でテストマーケティングから入って、常設で展示場を構えてるのですが、反響は良いですし、アジアの市場は考えたいです。木の製品が好きだし、歴史も信頼になってます。中国4000年の歴史とかいうけれど、文化大革命で壊れてしまっているものも多くて、<span style="color: #800000;"><strong>残っている歴史に対するリスペクトの強さを感じます</strong></span>。</p>
<p>日本でも海外でも、「いままで知らなかった」という人は必ずいるので、その<span style="color: #800000;"><strong>職人仕事の魅力というものを伝えていきたい</strong></span>ですね。</p>
<p>昔、自分の家の前に工房があって、そこで職人さんが働く姿があって、それが自分にとっての原風景なんです。その風景を未来に残していきたいと思っています。</p>
<div id="attachment_703" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-703" class="wp-image-703 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/09/71459427_459040901356411_8676196630728278016_n-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-703" class="wp-caption-text">monmaya STORE（モンマヤ ストア）　〒980-0804 仙台市青葉区大町1-2-1 1F　tel: 022-302-7527　ストアHP: <a href="https://monmaya-store.com/">https://monmaya-store.com/</a>　門間箪笥店HP：<a href="http://sendai-monmaya.com/">http://sendai-monmaya.com/</a></p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 12px;">インタビュー・執筆：株式会社事業承継通信社　柳 隆之</span></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact-form/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
</div>The post <a href="https://shoukeinews.jp/media/interview/monma-tansuten/">【事業承継事例】伝統工芸 仙台箪笥製造「門間箪笥店」門間一泰氏</a> first appeared on <a href="https://shoukeinews.jp/media">事業承継通信</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【事業承継事例：後継者の視点】老舗和菓子屋「錦糸町 白樺」根本幸治氏</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/interview/post-229/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Jun 2019 08:07:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経営者インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 実例]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 親族]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>&#160; 新卒で大手IT企業に就職。その後、2006年に大手情報サービス会社へ転職ののち、2015年より家業である和菓子屋へ...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="well2">新卒で大手IT企業に就職。その後、2006年に大手情報サービス会社へ転職ののち、2015年より家業である和菓子屋へ戻り、修業をするとともに、新商品の開発や新たな販路の開拓を積極的におこなっている根本幸治氏。もともとは引き継ぐ意志はなかったようですが、承継を決めてから今にいたるまで、どんな物語があったのでしょうか？　そこには先代から引き継いできた家業ならではの想い、家業だからこその難しさも存在するように思います。創業者のお爺様の想い、お父様からの期待、お母様からの叱咤。さまざまな家族の想いが伺い知れるインタビューとなりました。</p>
<p><span style="font-size: 18.2px; font-weight: 600;"><br />
</span><img decoding="async" class="size-full wp-image-240 aligncenter" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/06/japanese-sweets-shop-master04-min.jpg" alt="" width="800" height="588" /></p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>消えそうな灯を、自分で灯してみたい</strong></h4>
<p><em>―もともと家業を引き継ぐという意志はあったのでしょうか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
引き継ぐということはあまり考えていなかったですね。ただ漠然と「何か自分でやりたい」という思いはありました。</p>
<p>新卒から2社ほど経験しているんですが、2社目が販売促進のお手伝いをする仕事で、経営者と直接話せる機会が多くて。<span style="color: #800000;"><strong>経営者と話しているうちに、何かやりたいという気分が盛り上がって</strong></span>いって。</p>
<p>会社に属して安定的に収入を得るというのも、もちろん選択肢としてはあるのですが、個人としては、<span style="color: #800000;"><strong>一回自分で勝負してみたいという憧れ</strong></span>があって、それがどんどん強くなっていったんです。</p>
<p>それで管理職になって、ある程度の結果が残せたところで、区切りとして本格的に自分で商売する、独立することを考え始めました。会社は楽しかったし、その会社でいつまでも学ぼうと思えば学べるのでしょうが、キリがないですし、どこかで区切らなければと。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>自分に足りないものは何かと考えても、いつまでもなくなるはずがない。</strong></span>それに、自分の身体を使ってやらなきゃいけないことも多いと思ったので、体力がある若いうちに始めなければならないとも思ってました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>―なるほど。自分でゼロから起業するなど、家業を引き継ぐ以外の選択肢はありましたか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
それもありましたが、ちょうど自分でやろうと思い立った頃に、実家の両親から「そろそろ店を閉める」「いよいよ引退することも視野に入れながらやっていこうと思う」という話を聞かされました。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>自分の実家がなくなるということに寂しさ</strong></span>が出てきて。</p>
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-239 aligncenter" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/06/japanese-sweets-shop-master02-min.jpg" alt="" width="800" height="600" /></p>
<p><em>ーいざ目の前で・・・となるとやはり思うことがあったわけですね。</em></p>
<p>根本氏：<br />
そうですね。僕、祖父のことが大好きなんですけども、もともと福島の出身らしいんですが、北海道、新潟と渡り歩いて戦後の焼け野原の東京に出てきて、修業して今のお店の基盤を作ったんです。<br />
祖父が頑張って作り上げたものを父親が引き継いでここまでやってきて、自分の代でなくなってしまうのかと・・・。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>「消えそうな灯を再度灯すことがもし自分に出来るのなら、こんなに楽しいことはない。」</strong></span></p>
<p>そう思ったときに、独立した形というか、家族の因果とかに思い切って身を寄せてみたいと思ったんです。</p>
<p>それに、すでに事業が存在しているので、新たに初期投資が発生するわけではないですし。まったく学んだことがない業界でしたけど、学校に通いながらという方法もありますし。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>日本で一番の和菓子屋になる</strong></h4>
<p><em>ーそうすると家業を引き継ぐにあたり、和菓子の勉強をしながら進めたわけですか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
会社を辞めてからは、店を手伝いつつ、<span style="color: #800000;"><strong>夜間の和菓子の専門学校で2年間勉強</strong></span>しました。</p>
<p><em>ーそのときは、自分が引き継いだら何をしようか決めていたんですか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
はじめから特に何か具体的にやろうと決めていたことはなかったんですが、プロダクト（商品）は変えないといけないんだろうな、とは思っていました。というか、４Pでいえば、今のままだとほかのPを変えても意味がないだろうなと（笑）。</p>
<p>それに、製菓学校に通っている間は先生に聞けるじゃないですか、「こんなの作ったけどどうですか？」って。</p>
<p>日本の中でも屈指の腕を持っていて、知識も経験もある先生にみてもらえるチャンスなんて二度とない、と思って、とにかく<span style="color: #800000;"><strong>学校にいるうちに新商品は作ろう</strong></span>と思ってましたね。</p>
<p>で、どんどん新しい商品を試すもんだから、親が怒ってしまって・・・。印刷物なども増えて、手間がかかって忙しくなってしまって。</p>
<p>いまでは通年で販売できる安定した商品が数点できて、新商品を創るという意味では多少安定はしましたけども、販路も増やしてるので忙しいには変わりないですね。</p>
<div id="attachment_246" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-246" class="wp-image-246 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/06/product-monaka02-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-246" class="wp-caption-text">新商品「たらふくもなか」6個入り箱詰め 1350円（税込）/希少な北海道産白小豆を使った最中。お土産にも最適</p></div> <div id="attachment_244" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-244" class="wp-image-244 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/06/product-dorayaki02-min.jpg" alt="" width="800" height="533" /><p id="caption-attachment-244" class="wp-caption-text">どら焼き「錦どら（白）」 180円（税込）/「三同割」で焼いたしっとり、あっさりとした皮のどら焼き</p></div>
<p><em><br />
ーなるほど。前のめり過ぎて、周囲がついて来られない状態ですかね。</em><em>いまではご家族は納得されているんでしょうか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
納得していても不満だらけだと思います。2018年の6月から錦糸町の駅ビルにお店を出したので、より忙しくなってしまったので…。</p>
<p>店を引き継ぐときに、親にプレゼンをしたんです。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>「日本で一番の和菓子屋になるつもりだから継ぎたい」</strong></span>ということと、<span style="color: #800000;"><strong>「両親2人でやっていることが3人になるから楽をさせてあげられる」</strong></span>と。</p>
<p>両親は負担が緩和されるというところにすごく響いて、「それはありがたいね」って言ってくれてたんですけど・・・逆になってしまって。</p>
<p><em>ーしかも、手作りというのは労力がかかりますしね。</em></p>
<p>根本氏：<br />
そうなんです。売上は数倍になったんですけど、手間も数倍になりますから。もちろん従業員も増やしていますが、前よりは忙しい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><b>吟味している暇はない</b></h4>
<p><em>ー今後についてはどうでしょう？　いまあるものを安定的に継続する形ですか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
いえ、落ち着いてはいられないですね。会社として事業ドメインをかっちり決めた方がいいのかもしれないですが、<span style="color: #800000;"><strong>今は可能性のあることをいろいろ試したい</strong></span>ですし、「集中」と「選択」をするタイミングでもないと思っています。</p>
<p><em>ー今後、どんな新しいことを考えているんでしょうか？</em></p>
<p>根本氏：<br />
たとえばいま考えてるのは、より多くの人に楽しんでもらうために、<span style="color: #800000;"><strong>お土産などにも利用してもらえる「日持ちするお菓子」を生み出したい</strong></span>。</p>
<p>またそれとは別に、甘味処としてもっともっと地域に根差した形で、<span style="color: #800000;"><strong>より作り立てのものをその場で食べてもらえないか</strong></span>とか。とにかく、やりたいことはたくさんありますね。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>良いことなのか、悪いことなのか、吟味してる暇はないですし、とにかく進みたい</strong></span>と思っています。いつかどちらに舵を切るのか決めるときが来る。だから、それまではいろいろなことをちょっとずつスモールスタートしてみて、試しながら反響をみて、決めていきたいと思っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>和菓子は日本を代表する文化</strong></h4>
<p>根本氏：<br />
一方で、和菓子屋さんは昔から地域の文化、日本の文化を担ってきたところがあると思っていて。</p>
<p>地域の祝い事のために赤飯を炊いたりとか、お節句やお彼岸、年末年始など、日本人らしい暮らしをするための黒子として頑張ってきた側面があります。</p>
<p>自分自身もそこには誇りを持っていて、儲けだけではなく、<span style="color: #800000;"><span style="color: #333333;">コンビニやスーパーとは違う</span><strong>文化的な役割というのはやっぱり大切にしていきたいし、創っていきたい</strong></span>。</p>
<p>やりながら考えも変わるし、やりたいことも変わってくるかもしれませんが、一緒に働いている仲間を大切にしながら、出来ることに思いっきり取り組んでいきたいと思っています。</p>
<div id="attachment_251" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-251" class="wp-image-251 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/06/shirakaba-appearance-min.jpg" alt="" width="800" height="1200" /><p id="caption-attachment-251" class="wp-caption-text">白樺　本店  〒130-0022 東京都墨田区江東橋2丁目8-11  tel: 03-3631-6255  HP: <a href="http://shirakaba.site/">http://shirakaba.site/</a></p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 12px;">インタビュー・執筆：株式会社事業承継通信社　柳 隆之</span></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact-form/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>【事業承継事例：後継者の視点】結婚式場運営「株式会社五洲園」代表取締役社長 萩原隆史氏</title>
		<link>https://shoukeinews.jp/media/interview/post-121/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[事業承継通信社 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 May 2019 08:04:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経営者インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 実例]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 後継者]]></category>
		<category><![CDATA[事業承継 親族]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>&#160; 今回は、およそ1年前に結婚式場運営の会社をお父様から引き継いだという株式会社五洲園の萩原隆史社長（38歳）にインタ...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="well2">今回は、およそ1年前に結婚式場運営の会社をお父様から引き継いだという株式会社五洲園の萩原隆史社長（38歳）にインタビューさせていただきました。<br />
埼玉県、群馬県を中心に結婚式場を展開していますが、結婚式や披露宴の実施だけでなく、結婚によって作られた家族が幸せに続くことを応援し、サポートできる場所であることを模索し続けています。事業を引き継ぎ、時代により形を変えながらチャレンジを続けるなか、改めて見つめなおした原点、守るべきものと変えていかなければならないもの、そんな葛藤や思いを聞くことができました。<br />
また事業承継したばかりではありますが、あえてご自身が次の世代にが事業を引き継ぐとしたら・・・という印象の部分もお話しいただきました。</p>
<p>
<img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-186" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/04/hagiwara-takashi22.jpg" alt="" width="800" height="543" /></p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>承継時の思いー「創業からのことを知り、今ここに事業がある意味を考えた」</strong></h4>
<p><span style="text-decoration: underline;"><br />
</span><em>ーまずは、事業承継のきっかけや流れについて簡単に教えていただけますか？</em></p>
<p><span style="font-family: verdana, geneva, sans-serif; font-size: 14px;">萩原社長：</span><br />
会長も高齢になったので、それがきっかけといえばきっかけです。近しい会計士が承継についてアドバイスをくれていたようで、承継自体は1年前ですが、10年前に群馬県前橋市に大型結婚式場を構えることが決まった段階から、価値が上がる前段階で株を一部渡してもらったり、別の結婚式場や宴会場と法人が別々であったものをひとつの法人に統合したり、<span style="color: #800000;"><strong>事業のこれからのために計画的に準備は進めていました</strong></span>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー10年の間に、資産的なものだけでなく、ほかにはどのような引き継ぎがあったのでしょうか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
取引先であったり、サービスにかける思いであったり、一緒に仕事をしながら受け継いでいった感じです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ーそもそも引き継ぐということ以外の選択肢はご自身のなかにはなかったのですか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
それはないですね。会長がどう思っていたかは分からないですが、長男でもありますし、もともといつかは継ぐものだと考えていました。10年前に戻ってくるまで、大学を卒業してから勉強のために外も見てみたいなと思って、いまの会社ではなく別の会社に入ったんですが、いずれは継ぐつもりでいましたから同じブライダル業界の会社で仕事をしていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー事業を引き継いで社長になられたとき、改めて特別な思いはありましたか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
<span style="color: #800000;"><strong>引き継いだタイミングですごく、これまでのこと、先祖代々のことを考えた</strong></span>んです。創業自体は明治17年らしいんですが、当初、中山道の宿場町であった熊谷で旅籠のようなものを営んでいたんです。その後、交通網の整備があって、宿泊施設の必要性がなくなった頃から、料亭から料亭兼宴会場へ、そして宴会場へ、と変遷していって、会長の代に結婚式場がメインとなりました。<br />
そういう原点やこれまでの歴史があって、それぞれの人がそれぞれの時代で変化しながら繋いできたということを改めて知ったときに、<span style="color: #800000;"><strong>いまここに事業が存在する意味や、自分でも今後この事業をどうしていくべきなのかを改めて考えるように</strong></span>なりましたね。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-190" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/04/hagiwara-takashi4-min.jpg" alt="" width="800" height="496" /></p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>事業に必要なものー「新郎新婦の一生に向き合う気持ち」</strong></h4>
<p><em>ーそこまでご自身でお調べになったんですね。いまはどのような思いを持たれているのでしょうか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
そうですね、<span style="color: #800000;"><strong>「結婚式をするだけでなく、結婚式をした人が戻ってこられる場所を作るんだ」</strong></span>ということをもともと共通の理念にしていて。新郎新婦が結婚して、家族を作って戻ってこられる場所であり続けるには、いつでもある場所でないといけない。結婚式をして終わり、ではないですからね。だから、結婚式場は「永続的な場所」でなければならないんです。当然、<span style="color: #800000;"><strong>引き継がれたものを自分の代で終わらせるわけにはいかない</strong></span>ですし、自分も引き継いだから安心ではなくて、<span style="color: #800000;"><strong>今後自分が繋げていく立場になる</strong></span>わけですから、これからだという思いがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー事業承継が終わってひと段落ではない、次に向けてこれからだということですね。ちなみにこれからご自身が引き継ぐならどんな人がいいだろう…といったことは考えますか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
うーん、絶対に引き継ぐタイミングがくるし、事業を永続させるという意味では、必ず誰かに引き継ぐことになるとは思いますけども。実感は今はないですね。<br />
自分には子供がいますけど、まだ小さいですし、娘で。そうなったときに誰に引き継いでいくのか。自分はたとえば、娘の旦那さんに引き継いでもらうでも良いですが、旦那さんがOKするとも限らないですし、じゃあ<span style="color: #800000;"><strong>全然見知らぬ人が引き継いでいけるのかというと、不安</strong></span>ではありますね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー確かに、代々継がれてきた思いの部分などはしっかり引き継げるのか・・・という不安はありますよね。</em></p>
<p>萩原社長：<br />
そうですね。特に、わたしたちがやっているサービスというのは、目に見える形があるわけではなくて、ひと組ひと組の新郎新婦のこれまでの過去の思い出や歴史、それを支えてくれた家族のこと、これからのふたりの未来にかける思いを汲み取って提供していくわけですから、ひと組ひと組で内容が全く異なります。当然、そこにはサービスを提供する側の気持ちも強くなければやっていけないと思うんです。さらにそんなブライダル業界の中でも、わたしたちの会社は、結婚式や披露宴をするということだけでなく、その後の「戻ってこられる場所」にするという理念がありますから、<span style="color: #800000;"><strong>結婚式、披露宴の数時間ではなくて、その新郎新婦の一生に向き合う気持ちがなければいけない。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ーそうすると、たとえば全く知らない第三者に引き継ぐというのは難しい選択でしょうか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
分からないですけど。印象としては、たとえば外部に売り渡したときに、「戻ってこられる場所」という理念が理解されて全うされるかどうか分からないので、外部という選択はなかなか難しいでしょうね。そうなると社内しかないわけですが、社内で引き継げるという実感もまだ無いというのが正直なところで。育てていくということも含めて、これからです。あの、このように質問されて答えてみて分かったんですが、まだ全然次の引き継ぐということまでは・・・。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-188" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2019/04/hagiwara-takashi3.jpg" alt="" width="800" height="515" /></p>
<h4 class="style4a" style="border-color: #000000;"><strong>事業承継の印象ー「帳尻合わせは難しい」</strong></h4>
<p><em>ー今回、会長から事業を承継される中で問題はなかったのでしょうか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
あまりないですね。弟、妹もいますが、結婚式運営に関与しない弟は一切の株を持たずに進められてますし、スムーズに進んでいるほうだと思いますよ。ただ、大きなモメごとはなかったんですが、<span style="color: #800000;"><strong>会長のために働いていたようなベテランが辞めていったことはありました</strong></span>ね。自分は辞めてもらう気もなかったし、その人たちをどう生かしていくかを考えていたので、ショックはありました。10年間当たり前に一緒に働いていた仲間だったんですが、それは会長がいたからなのだと知りました。こういうことへの心構えはできていなかったかもしれないです。ただ、それも含めてこれからを作っていくステップだと思っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー会長との現在の関係性はどうなんでしょうか？　事業に関わられることはありますか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
関係は良好ですよ。もっと議論をしたいときもあるんですけど、おそらく子に言われると腹が立つんでしょうね。笑<br />
話が中断したりするんですよ。あとは、自分のいま出来る役割として、会長をみていて、哲学的すぎて理解できない人がいるんじゃないかと思って。それをみんなが理解するためにどう伝えたらよいかというのは考えますね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em>ー社長ご自身は引き継がれた側ですが、事業承継というものにはどんな印象をお持ちでしょうか？</em></p>
<p>萩原社長：<br />
いろいろと質問に答えてみて改めて思うんですが、保険のようなもので、何かあってからでは遅いのかもしれませんね。<span style="color: #800000;"><strong>後から帳尻合わせをするのは非常に難しい</strong></span>。早めに始めておいて、何かがあったときに迅速に対応できるようにするというのが必要なのだと思います。そういう意味では、自分は運よく会長が計画的に進めてくれていたので、何もトラブルはなかったですが。それは恵まれていますね。</p>
<p>これから自分がいざ事業承継を進めようと思っても、どうしていいか分からないと思います。<span style="color: #800000;"><strong>初めてのことですし、逆戻りもできないし、自分だけの問題でもないですし。</strong></span><br />
なんか結婚式と似てますね。笑</p>
<p><span style="font-size: 12px;">インタビュー・執筆：株式会社事業承継通信社　柳 隆之</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆こちらの記事もあわせてご覧ください◆</p>
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="LasRwNCDcF"><p><a href="https://shoukeinews.jp/media/interview/post-128/">【事業承継事例：承継者の視点】結婚式場運営「株式会社五洲園」会長 萩原史夫氏</a></p></blockquote>
<p><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;【事業承継事例：承継者の視点】結婚式場運営「株式会社五洲園」会長 萩原史夫氏&#8221; &#8212; 事業承継通信" src="https://shoukeinews.jp/media/interview/post-128/embed/#?secret=XkemfvmBh9#?secret=LasRwNCDcF" data-secret="LasRwNCDcF" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe></p>
<div class="post_row">
<div class="post_col post_col-2"><a href="https://shoukeinews.jp/media/contact-form/"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2023 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/1.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
<div class="post_col post_col-2"><a href="tel:0120-400-859"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-2024 size-full" src="https://shoukeinews.jp/media/wp-content/uploads/2020/05/2.png" alt="" width="367" height="100" /></a></div>
</div>The post <a href="https://shoukeinews.jp/media/interview/post-121/">【事業承継事例：後継者の視点】結婚式場運営「株式会社五洲園」代表取締役社長 萩原隆史氏</a> first appeared on <a href="https://shoukeinews.jp/media">事業承継通信</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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